もくじ
1.キルティング加工とは?
2.スマートカジュアルと相性抜群
3.ステッチラインで素材をデザイン
4.素材を引き立てるキルティング
5.キルティングを部分使い
6.定番デザインを一新
7.しっかりダウンもキルティングでキープ
8.キルティングのライナーで温かく
最後に
1.キルティング加工とは?
2枚の布の間に綿や芯、羽毛などを挟み、その上から手縫いやミシンでステッチを入れた技法をキルティングといい、防寒や衣服などの装飾として使われています。

キルティングを施した生地は防寒性に優れ、中に挟む素材を変えるだけでさまざまなシーンや季節に対応することができます。冬に活躍するアウターにぴったりです。
2. スマートカジュアルと相性抜群
ボリュームが出てしまうアウターもキルティング加工で生地自体を薄く抑え込み、スマートカジュアルに大切なすっきりとした印象を崩さずに温かく着ることができます。
すっきりとした印象を大切にしたい時は、細かいステッチが入ったものを選ぶことが大切です。キルティングの間隔が大きいとボリュームのあるシルエットになります。
3.ステッチラインで素材をデザイン
さまざまなステッチの模様を楽しむことができるのもキルティング加工の魅力です。シンプルなデザインでもステッチの模様がコーディネートにアクセントを加えます。
縦のステッチを施したキルティングを選べば、ストライプのような縦のラインを意識したすっきりとした印象を作り出すことができます。
同じキルティングでも、パッチワークのようにさまざまな素材を組み合わせたり、ステッチをいろいろな角度で入れたりするなど、使い方で幅広い印象を演出します。
4.素材を引き立てるキルティング
薄手の素材から厚手の素材までさまざまな素材に使われているキルティング加工。真冬は少し不安なデニムジャケットも、キルティングで保温性に優れたコートに大変身です。
【基本情報】
商品名:INTERBREED インターブリード Quilted Indigo Jacket
参考価格:32,400円(税込)
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コートでは重い印象になってしまうレザー素材も、薄手のレザーの細かいキルティング加工がすっきりとしたシルエットを作り、しっかりと温かく着ることができます。
コートの定番素材であるツイード生地。素材の織り目だけでも素敵ですが、キルティング加工を施すことで、定番のアイテムにワンランク上のデザインと機能を加えます。
5.キルティングを部分使い
全身キルティング加工のコートも便利ですが、キルティングを装飾として使ったデザインコートなら周りと差がつくこと間違いなし。立体的で目を引きます。
さらっとした無地の大きめのポケットと、立体的な部分との差を上手に使ったデザイン。機能性だけでなくデザイン性も楽しめるのがキルティングです。
6.定番デザインを一新
定番のダッフルコートも、キルティング加工の生地で使いやすく、温かさを合わせた1着です。見慣れたデザインも素材を変えるだけで全く違う印象になります。
人気のモッズコートデザインも、中綿の入ったキルティング加工なら、寒さの厳しい真冬でも頼れる防寒アイテムとして使うことができます。
7.しっかりダウンもキルティングでキープ
キルティング加工が活躍しているアウターの1つが真冬の定番ダウンコートです。中に入っているダウンが片寄ることを防ぎ、しっかりと体を温めます。
保温性を追求したダウンコートはダウンの量も多く、重量も増します。ダウンをしっかりと支えるステッチが入るキルティングは、ダウンコートには欠かせない技術です。
8.キルティングのライナーで暖かく
コートのライナーにキルティング加工されたものをよく見かけます。その保温性を生かし、外だけでなく中からもしっかりと温めてくれるのがキルティング加工です。
軍で使用していたことが起源のモッズコートのライナー。キルティング加工が多く使われていることから、コットン素材の多いモッズコートでもしっかりと保温してくれます。
最後に
デザインだけでなく保温性に優れたキルティング加工。3枚の素材を重ねることでしっかりと保温し、ステッチのラインをデザインに生かすなどさまざまな要素を兼ね備えたキルティング加工のコートは見逃せません。