何を食べてもいい!? 世界で闘うボディメイクの達人がコツを伝授! vol.3

何を食べてもいい!? 世界で闘うボディメイクの達人がコツを伝授! vol.3

フィルモアさんインタビュー第3弾! リバウンドしないダイエットの「意外なコツ」を今回はインタビューしていきます。大会で闘う選手も取り入れる非常に有効な方法を、ぜひご覧ください!

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    EXTAR編集部

前回のお話の最後に、ダイエットを成功させる簡単なコツとして「通常の食事をする」とお話されていました。

今回は、そのコツについて深掘りをしていきたいと思います。なかなか続かないダイエットを成功させるためのコツをボディメイクの達人であるフィルモアさんから伝授していただきます!

編集部:前回、お話した簡単にダイエットを続けるコツとして「通常の食事をする」と仰っていました。ということは、まずはどんなものでも食べていいんでしょうか?

フィルモアさん:最初はどんなものを食べてもいいですね。ラーメンであろうが、どんな食事であろうが、良いんです。ただし、このパターンを変えずにずっと生活をして、ちょっとのトレーニングをするところからスタートします。そこから、夜の寝る前の炭水化物だけを抜いていくんですよ。それがダイエットの鍵です。本当に簡単なところで、それだけで実は体型が維持できたりとか。

僕自身、今ダイエットの第一段階なんですね。ちょうど減量がスタートした第一段階で、同じ事をしてます。朝昼晩通常の食事で、寝る前の食事だけ炭水化物を抜くみたいな。それだけで体脂肪っていうのは結構落ちてきたりとか、体重もちょっとずつ落ちたりとかしていくんで、それがステップ1です。

編集部:そのあとにステップを上げていくとなると、フィルモアさんの経験上どういう考え方が、一番よかったでしょうか?

フィルモアさん:食事を1回とるときに、思いっきり満腹させて満足する人が要注意ですね。通常の胃袋だったのに対して思いっきり満腹にさせることを続けてると、胃袋が大きくなっちゃうんですよ。

だから1日の食事の回数を増やして、1回の食事量を減らすことで、胃を膨らまさないようにすることが大事です。
よく言う腹八分目というやつですね。これが大事です。それでも小腹空くときは「2時間後に何か食べよう」という感じに。思いっきりダイエット食に変えたり、食べなかったりせずに、そういう感じでゆるく変化してあげるんです。

本当にゆっくりとダイエットはスタートさせていくんですけど、スイッチ入っちゃうと朝昼晩全部気をつけて、そうすれば一気に痩せられるんじゃないかと思えば大間違いなんです。

食事をたくさん抜いたダイエットをしてしまうと、リバウンドに繋がります。ボディメイクの選手って最後暴飲暴食するんですよ。大会が終わると暴飲暴食しちゃうのは、大会当日まで極端な節制をするからなんです。

だから、自分の体を極限に我慢させてしまうと、人は確実にリバウンドします。僕は過去、今まで1回以外は全部暴飲暴食してるんです。ついこの間のシンガポールのときだけは終わったあと「もう負けられない」と思って暴飲暴食しませんでした。

でも基本的には、思い切り切り根を詰めた節制をしてしまうと、反動で今まで食べたいと思わなかったものまで食べてしまうのでリバウンドしてしまうんですね。だから減らすのは少しずつです。

編集部:少しずつ減らしていく。少しずつ変化させていく。スイッチをちょっとずつ入れていく。大きくストレスを溜め込まないことが大切なんですね。

フィルモアさん:そして本気で痩せようと思うんだったら時間を定めると良いですね。3ヶ月後とか。2ヶ月後とか。自分で決めておく。

明日・明後日でステキな体を手に入れるんじゃなくて、2ヶ月・3ヶ月の期間を定める。

例えば、「今から直近1ヶ月」ではなくて、「今から来年の夏」を見ようということですね。そのためにゆっくりダイエットとゆっくりトレーニングをしていこうとする。そしたら1年後には大きく状況がひっくり返ってるんです。「全て」が変わってます。

僕が大好きなラッパーの「GQ」っていうアーティストがいるんですけど、その人のリリック(歌詞)の中に

「物事はたった1年で変わる」

って言ってるんですよ。初めはその意味が全然分かっていませんでした。「物事ってそう1年じゃ変わらない」と思ってたんです。ですが1年ガムシャラに何か頑張ったら、本当に景色が変わってるんですよね。

本当に積み重ねです。たった1年で物事は変わっていくのを、自分でも感じることができました。おそらくですが今成功してる人達って、1年じゃなくて3ヶ月で物事を変えた人たちもいっぱいいると思うんです。ある程度のスパンを定めてやったら変わるんですよ。本当にたった1年でも変わります。体だったら本気でダイエットしたら2ヶ月で変わっちゃうので。自分が変わりたいと思えば変わることはできるんです。

編集部:本気でやれば2ヶ月で変身できるんですね! 変な質問になってしまうのですが、その「本気」というのがみんなできればステキな体を手に入れられるわけですよね。本気で体を変えようと決めた時に「スタート」というのはどういうふうに定めると、続きやすいでしょうか? 

フィルモアさん:1番初めは食事からですね。夜の炭水化物を抜く。そこからスタートです。これダイエットのスタンダードなんですよ。選手の人たちもやったりする。いきなり炭水化物をゼロにして脂とタンパク質だけで体を動かしていくケトンダイエットというのもあるんですけど、やはり夜の炭水化物を抜くのがスタンダードです。それと合わせて毎日体重計に乗っていくんですよ。

編集部:毎日体重計に乗る?

フィルモアさん:本当にいつもと変わらない食事で、夜の炭水化物だけ抜いて朝体重を測ります。そうするとちょっとずつ体重が減っていきます。もし減ってなければ食事をもう一度見直します。「昨日ちょっとおかずが多かったんじゃないかな・・・」という感じに見直します。

僕たちのようなボディデザインをする人は基本的に鏡を見て「ここらへん削っていきたいな」とかコントロールをしていくんで、体重計は基本的にあまり気にしません。

でもダイエット始めたての人は体重を計ることで、小さな変化を数字で分かりやすくハッキリ見ることで、やる気も出てくると思います。「100g減ってる!」という感じで。ダイエットしているときは100g減ってると嬉しいんですよね。だから効果が実感できる体重計が1番いいですね。

夜の炭水化物を抜いて、1、2週間すると体重の減りが止まってくるはずです。そうしたら次は何を抜いていこうと考える。じゃあ朝の食事の炭水化物を少し抜いてみようかなと。ただ昼は1日の中で基礎代謝が高くて、何を食べてもいいとされています。なので昼ではなく、朝の炭水化物をちょっとずつ抜き始めて、昼にはちゃんとした食事をするのがいいですね。

それから2ヶ月後になりたい自分を強く意識しておくといいですね。ダイエットに関してはモチベーションが重要です。

トレーニングは生活習慣なので、モチベーション関係無しに、いかにトレーニングを習慣化させるかが大事です。反対にダイエットはモチベーションなんですね。

僕は「出場するコンテストで優勝したい」という目標があるのでダイエットがうまくいきやすいです。「勝つため」ですし、ステージに立って努力の結果として「体」を見せるので当然抜かりなくやっていけます。ですから僕の場合はモチベーションに繋がりやすい。

でも普通の人達にはそんな場がないので「じゃあ誰が評価してくれるだろう?」となりますよね。だから強い目標を持つ必要性があります。

自分の体を鏡で見て「格好よくなるんだ!」とかですね。強く思うことです。恋人がいたらその人に褒めてもらうために頑張る。これって大きなことなんですよ。自分の近くにいる人に、褒めてもらうことなんて、すごい偉いことなんで。

そういうことでモチベーションを高くしていく。あるいは、パートナーを作ってパートナーの人たちと切磋琢磨する。いろんなやり方があると思いますけど、ダイエットに関しては本当に強い目標を掲げてモチベーションにつなげることが大事です。

編集部:なるほど強い目標ですね。そこは人それぞれで違ってきますよね。回りに自分を褒めてくれたり認めてくれたりする人がいる環境があればよいですが、恋人がいない、パートナーもいない、という状況で始めようとする人に対しては、どんなモチベーションへのつなげ方がありますでしょうか。

フィルモアさん:全くダイエットに興味がなかった人が、男女ともにやりこむと見える世界が違うんですよ。バッキバキのキレッキレのカラダ。男女ともにそこまでいったらモテるというのもありますが、その先の勝負の世界に入っちゃいます。そうなってくると男女ともに「人」としてモテるんです。

編集部:異性にモテるだけじゃなくて、その先の「モテ」があるわけですね? 次回はその点についてお聞かせいただきたいと思います!