BBQで一切肉を食べなかった真相 世界で闘うボディメイクの達人がコツを伝授! vol.2

BBQで一切肉を食べなかった真相 世界で闘うボディメイクの達人がコツを伝授! vol.2

今回も世界のフィールドで闘うフィルモアさんについてご紹介していきます。とあるBBQに参加したにも関わらず一切肉を食べなかった真相。体に対する高いモチベーションの理由。そして、簡単に続くダイエット食事週間のコツについてご紹介いたします。

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    EXTAR編集部

編集部:前回は筋トレを継続するコツを教えていただきました。

ところでフィルモアさんは、以前に「パイセンTV」というテレビ番組に出演されていましたね。放映されていた内容で、「バーベキュー(以下:BBQ)に参加したにも関わらず、焼いた肉など全く食べずに、必要なものしか食べなかった」と紹介されていました。

そこまで徹底できるモチベーションというのは、「継続する力」とはまた違うのかなと思います。一体何がそこまで高いモチベーションを維持させているのでしょうか?

フィルモアさん:番組を見てくれていたんですね(笑)。あのBBQの時は別に食べてもよかったんですよ。大会終わってオフだったんです。

ですが、そのBBQでは「大会のチャンピオン」として参加していたので、チャンピオンらしい姿でいなきゃいけないと思ったいたんです。そう考えていたので必要なエネルギーとしてバナナだけちょこちょこ食べて、体の状態をキープしようとしていました。

「やっぱりチャンピオンはこんなに格好いいんだ!」と思ってもらえるように努めていました。でもBBQ終わった後に、速攻で甘いものとかドカッと食べてたんですよ(笑)。

EXTAR編集部:皆が見ていないところで内緒で食べていたんですね(笑)

フィルモアさん:BBQが終わって、数人で「じゃあ行こう!」みたいな流れでしたね。

大会の各部門の1位を取った人同士とか、自分のチームの人間は「できるだけ仕上がった体を見てもらおう」とその日気合い入れてBBQに参加しました。だから参加中は節制してたんです。その分、BBQが終わると「みんなで食べに行こう!」って言って、スパゲッティ食べたり、ハンバーグ食べたり、たっくさん食べましたね!

EXTAR編集部:なるほど。BBQではいろんな人達が参加されてたので「チャンピオンとしての姿」を見せなければいけないという意識があったんですね。

フィルモアさん:そうです。同じフィールドで戦ってる選手たちが、一気に集まる場でもあるので、彼らへの敬意としてですね。

みんながいて、その中で自分がチャンピオンになることができた。彼らに「やっぱりチャンピオンには勝てないな」と思ってもらいたかったですね。

もしも格好よくない姿見せてしまえば「俺でも勝てたんじゃないか?」と思われるのも嫌なんです。そういうプライドもあったかもしれないですね。

今回はBBQでの話でしたが、大会目前の減量中の時期なら、BBQがあろうが何があろうが、大会で勝つために必要なものだけしか当然食べません。

EXTAR編集部:チャンピオンとしての姿を見せたいというプライドのおかげで、BBQで何も食べないことが苦しくもなんとも思わなかったということですね。

しかし、その意識の高さは優勝して初めて芽生えたものなのでしょうか? もともと意識を高めるようなことをやられていたとか モチベーションを高く持てる原因があったのでしょうか?

フィルモアさん:恐らくですが、もともとの部分はちょっとあるでしょうね、きっと。

過去に1位を取った選手が大会終了後にブクブクと太ってしまったケースもあります。でも自分は体の状態をキープしようと思えたのは、自分もかつてアーティストであって、音楽がお仕事だったりもするんで、意識を常に高く持ってなきゃいけないなという基準がもともとあるかもしれないですね。

EXTAR編集部:音楽を仕事とするアーティストとして、常にカッコよくいなければいけないと意識を高く持つ。正直、簡単なようで難しいと思ってしまいます・・・。

フィルモアさん:自分も難しいって感じますね。僕も大会に出場して「負け」を経験してる選手です。

今となっては、国内ではベストボディジャパンで日本で2位になったり、サマースタイルアワードで総合優勝を2回させてもらったり、敵なしの状況になりました。

でも世界のフィールドに行くと通用しなくて、2回出場して2回とも負けてるんですよね。そのときに思いったんです・・・まだまだ未熟だったと。

スポーツモデルとか自分たちのクラス(部門)って、発展途上の時だったんです。大会として完成されてない環境だったので、体の仕上がりがイマイチ完璧でなかったとしても、1位になれる可能性が高い未熟な状態だったんですよ。

そこで僕はチャンピオンになっちゃった・・・。「自分がやってることが間違いじゃない」と思い込んでしまったんですね、ずっと・・・。

音楽のプロと、体のプロは、「プロ意識」という面では共通するものがありますが、当然違うところもたくさんあります。

音楽は自分の感性として自信があるものを表現していく。でもフィットネスってそれじゃダメなんです。自分のマインドとか感性よりも、体が先にある。ここが全く違う。「こうしていけばチャンピオンになれる!」みたいな、自分が今までやってきたことが間違いなかったんだっていうマインドで世界に挑んだから負けたんですよ。

そのときはタバコも吸ってましたし、生活も全然整っていなかったし、体にもよくない生活もしてました。「ただ見栄えがよけりゃいい」という感覚で大会に出場して負けたんです。

その韓国とシンガポールの2大会で負けを経験してからは、「生活もプロにならなきゃいけない」と自覚しました。そういった面では一からの出直しで、今勉強中という状況に変わりました。次は勝ちますよ。

次10月15日に世界で1番レベルの高いスポーツモデルの大会があるんですよ。僕はタバコやめて生活習慣も見直し、食事の仕方、自炊までするようになりました。だんだんとプロの戦いで勝てるための習慣を身につけています。

だから少しずつ自信がついてきました。甘いところもまだたくさんあるので、これから先補っていけたらなと感じています。でも次勝ちます。

EXTAR編集部:2度負けたことによって意識が変わって、さらに高いプロ意識を目指すようになったということですね。

フィルモアさん:1番初めは、負けた時には、そういう風には思わなかったんですけどね。結果発表で自分の名前が呼ばれなかったとき「もうこんなこと辞めよう」と・・・。食事の節制とかダイエットとかして、バッキバキに仕上げて、それでも負けた。「もう疲れたな。なんでこんなことしてるんだろう」とか思って気持ちを腐らせてたんですよ。

そうなるとトレーニングも中途半端な気持ちでしちゃったり。そんなんじゃ世界に通用しないのは当然ですよね。それでも気持ちを新たにして「次はシンガポールで戦おう!」と、もう1度スイッチを入れ直しました。だけどシンガポールでも負けて、また同じように腐ったんですよね。

いきなり真面目に反省したり、自分の悪いところ見つけたり、「こうしたらこう良くなる」とか思いませんでした。腐りましたね。もう無理だなと。

EXTAR編集部:意外ですね・・・。プロの人はみんな並外れた精神力の持ち主だと思ってました。常にポジティブで逆境を力に変えるイメージと言いますか。

ですが、そんな腐った時期があったとしても、そこからモチベーションを上げていったわけですよね? どのように上げたのでしょうか?

フィルモアさん:やっぱり、考えですよ。悔しいんですよ。負けたことが本当に悔しい。せっかく日本から飛び出して世界っていうフィールドで戦える人間になれたんだから、もっと頑張らなきゃいけないなと。そしてSNSで応援してくれたり自分を支えてくれた人とか、そういう人たちを思うと「あ、コレはやんなきゃいけないな」と思えてくるんです。むしろ「俺やってみせるから見ててよ!」という気持ちに切り替えさせてくれました。

自分1人きりだったら、きっとこうはならなかったでしょうね。落ち込んでいくだけだったと思います。僕は強くないんで。

EXTAR編集部:世界のステージで戦い抜きながら、裏ではメンタル面で壮絶な戦いがあるのですね。

先ほど、高いプロ意識を持つようになり食事を変えていったというお話について深掘りしたいと思います。

初めて自分の食事を見直して改善していこうと思う人にとって、「どんな食事を取ればいいのか?」を知るのは思った以上に難しいのかなと感じています。

インターネットで検索すれば、情報だけなら簡単に手に入ります。でも「ネットで知った情報や食事メニュー」が、果たして自分に合っているのかどうかを見極めるのは、意外と難しいんじゃないでしょうか? コツはあるのでしょうか?

フィルモアさん:その通りです。突き詰めれば難しいですよね。「食事」は「経験」なので。

ただコツとして1番初めに簡単なダイエットとしては「通常の食事」をするんですよ。あまり変えないこと。朝昼晩の食事のパターンをほとんど変えないことから、まずスタートするんですよ。