【男性版】帯のアレンジひとつで表情を変える浴衣の楽しみ方

【男性版】帯のアレンジひとつで表情を変える浴衣の楽しみ方

帯や小物にアレンジを加え、一枚の浴衣を違う雰囲気に仕上げる方法のご紹介です。工夫をして夏の定番アイテムを着こなしましょう。

  • サムネイル: himawari
    himawari

もくじ

1.男性帯の種類
2.男帯の巻き方
3.男帯の結び方
4.アレンジできる「ふさ付きの角帯」
5.アレンジがきく「単(ひとえ)織の帯」
6.浴衣と帯の組み合わせ方
7.浴衣の足元を大胆アレンジ
最後に

1.男性帯の種類

男性用の帯には、2種類あります。1つは、幅10センチ前後の角帯です。固めで、結び目のアレンジがしやすいのが特徴。もう1つが兵児帯(へこおび)です。柔らかい素材でできていて、幅は50~70センチ位あり幅広です。

帯には格があります。女性の場合は種類が多いのですが男性の場合はこの2種類で、格は角帯が上。冠婚葬祭などの正式な場できる着物には角帯を締めます。兵児帯は簡単に結べるので初心者さん向きです。

【基本情報】
商品名:角帯 献上柄
価格:1,286円(税込)
商品URL

2.男帯の巻き方

長い帯ですが、何回巻くかご存知でしょうか。男性は3回巻きで女性は2回巻きと違いがあります。理由はその昔、武士が帯に刀をさしていたことからこのようになった説が有力です。

また「どちらから巻くのかな」と思いませんか。右から左へ巻くのは「関東巻き」と呼び、左から右へ巻くと「関西巻き」と呼びます。女性は柄によって巻き方を変えますが、男性の場合はどちらから巻いても良く自由です。

3.男帯の結び方

帯の結び方には数種類があります。ポピュラーなのは「貝の口結び」。結び目を中央より右側に少しずらし、粋に着つけます。「浪人結び」は「浪人流し」ともいいますが、文字のごとくワイルドな雰囲気になります。

その他にも「浪人結び」をアレンジした「片ばさみ」や、袴の時に結ぶ「一文字結び」、職人向きの結び方で「神田結び」などがあります。

兵児帯は、普通にリボン結びでもOKです。角帯のように結び方の種類は少ないですが、「片わな結び」という1つ輪っかをつくったリボン結びに近い粋な結び方があります。

兵児帯は、子どもが浴衣を着た時にも使うので、結び目を中央よりずらして締めると大人っぽく粋に見えます。また兵児帯は、ナイロン化繊でつくられているものよりも綿や絹などでつくられたものが締まりが良く、着崩れもしにくいのでおすすめです。

【基本情報】
商品名:(キョウエツ) KYOETSU メンズ兵児帯 正絹 無地感 絞り
参考価格:5,900円(税込)
商品URL

4.アレンジできる「ふさ付きの角帯」

て先やたれ先と呼ばれる帯の端。角帯の多くが袋とじされています。しかし夏向きの麻や絹素材を使った単(ひとえ)で織られた帯にはふさ付きのものが多く販売されています。二重の帯の場合は、帯の中に折り込んだり切ったりして使います。単(ひとえ)で切って使うのも良いですが、ふさをつけたまま帯を使うことをおすすめします。同じ結び方でも雰囲気が変わり、見た目が涼しげ。ふさ付きの帯は浴衣にぴったりです。

【基本情報】
商品名:紗 男帯 夏用 角帯 紗角帯
参考価格:7,920円(税込)

5.アレンジがきく「単(ひとえ)織の帯」

「単」で織られた帯は、表と裏では色の濃淡で違いがあり、両面使うことができます。1本の帯で2通りにアレンジが楽しめる帯です。浴衣や夏の着物用に販売されている「夏帯」は、多くが「単」でつくられています。外着としての浴衣は夏ならではのもの。帯にも季節感を取り入れて、粋に着こなしてみませんか。

「単」の帯の選び方がわからない場合は、博多織がおすすめ。古典柄が多く美しい模様が織り込まれた帯がそろっています。

【基本情報】
商品名:角帯 正絹 夏 -12- 紗 単 博多帯 博多織
参考価格:8,640円(税込)

6.浴衣と帯の組み合せ方

浴衣は1枚しかなくても、帯を何本か持っていることで浴衣の雰囲気のアレンジが効きます。無地の浴衣には、模様がある帯や反対色の帯を合わせるとインパクトがあり個性的な着こなしになります。帯に模様があり上下がある場合は、濃い色や目立つ柄を上にして締めると仕上がりのバランスが良いのでおすすめです。シックに大人の雰囲気にまとめたいときは浴衣と帯を同系色でまとめると良いですね。

模様入りの浴衣の場合

柄入り浴衣には、無地の帯が合わせやすいです。柄入りの帯を組み合せるならば、同系色の古典柄が似合います。個性的で大胆な柄の浴衣でも、帯だけで落ち着きのある粋な着こなしにすることができます。

個性的な浴衣を着た時には、2枚歯の下駄を履く、信玄袋を持つなど小物を純和風でそろえてみるのも良いでしょう。全体がバランス良くまとまるのでおすすめです。

7.浴衣の足元を大胆アレンジ

浴衣の足元は、下駄や雪駄が主流でした。しかし最近は、個性的に浴衣の足元を楽しむ男性が増えてます。

例えばスニーカー。帯や浴衣と同系色で合わせれば、すっきりとまとまり好感度の高いスタイルになります。また夏ならではのサンダルやエスパドリーユなども似合います。「下駄は慣れてないので長時間履くのは少し不安」という人はスニーカーやサンダルを試してみてはいかが。花火大会や夏祭りで歩き回っても楽ですよ。

最後に

浴衣は普段の洋服と同じで、アレンジは自由自在です。あとは襟元やすそ丈、帯位置などに注意して、美しく粋に着付けることを心がけてください。暑い季節、自分流に浴衣を楽しみましょう。